アイカツフレンズ! BEST FRIENDS スペシャルLIVE Thanks⇄OK

パシフィコ横浜で行われた「アイカツフレンズ!」出演者による初のワンマンライブ、「Thanks⇄OK」に行ってきました。アイカツ系はランティス祭りを除くとこれまで無料イベントしか参加したことがなく、まだまだアウェイ感がある私。Twitterでも「ラブライブ!サンシャイン!!」に比べると呟いている人は少なく、親子席もあるようなライブで、どのような盛り上がりになるのか、ちょっと緊張しながら周りを窺いつつ開演を待っていました。

 

セトリは以下(インスト、MCを含む)

  1. カードもともだち!(inst)
  2. ありがと⇄大丈夫(あいね・みお・舞花・エマ・さくや・かぐや・わかば
  3. Believe it(カレン・ミライ)
  4. MC#1
  5. 窓-ココロ-ひらこう(あいね)
  6. セカイは廻る(みお)
  7. Girls be ambitious!(舞花)
  8. みつけようよ♪(舞花・エマ)
  9. おけまる(エマ)
  10. この世界はすばらしい(わかば
  11. MC#2
  12. 愛で溢れている(カレン)
  13. アイデンティティ(ミライ)
  14. 導かれて(さくや)
  15. 偶然、必然。(かぐや)
  16. 絆 ~シンクロハーモニー~(さくや・かぐや)
  17. MC#3
  18. カロン音頭(あいね・みお・舞花・エマ・さくや・かぐや・わかば
  19. みんなみんな!(あいね・みお)
  20. 個×個(舞花・エマ)
  21. Have a dream(さくや・かぐや)
  22. Dear ALL FRIENDS!愛をこめて!(舞花・エマ・さくや・かぐや)
  23. そこにしかないもの(あいね・みお)
  24. いっしょにA・I・K・A・T・S・U!(あいね・みお・舞花・エマ)
  25. MC#4
  26. プライド(カレン・ミライ)
  27. 新たなるステージへ(ひびき・アリシア(映像出演))
  28. ひとりじゃない!(あいね・みお・舞花・エマ)
  29. アイカツフレンズ!(あいね・みお・舞花・エマ・さくや・かぐや・わかば・カレン・ミライ)
  30. MC#5
  31. (EC1)芸能人はカードが命(inst)
  32. (EC2)アイドル活動!オンパレード!ver.(あいね・みお・らき・わか・せな)
  33. MC#6
  34. (EC3)アイカツフレンズ!(全員)

フレンズのライブとしては、まさにこれまでの集大成といえるセトリで、ソロ曲、フレンズ曲とも聞きたかった曲はほぼ全て披露された感があります。それだけに、日笠さん、大西さんが映像のみの出演で、ソロ曲がなかったのが残念。
演出的にはオーソドックスで、センターステージもなく、次々にメインステージ上で歌い手が入れ替わりながら進んでいくというもの。メインステージは2階建てで、前方左右に横向きの階段。「この世界はすばらしい」のとき、歌いながら階段を下りる逢来さんが危なっかしくて、つまずくんじゃないかとハラハラしました(笑)。
スクリーンは3面で、基本的にCGのライブシーンを映すのかと思いきや、必ずしもそうでもなく、イメージ映像的なものや歌っている姿を捉えたものなど、曲によって変えているようでした。アイカツの場合、ダンスが完全シンクロする訳ではないので、これはこれでいいのかな。それだけに、「アイデンティティ」の時にステージに炎が出ていたのと、「絆 ~シンクロハーモニー~」の時にステージ上に音符(楽譜)が映し出される演出が印象に残りました。
あと、Aqoursを見慣れていると全体的に緩やかではあるのですが、幕間がないのでどんどん進んでいく感じが強いですね。ステージが進んでいくにつれ、終わりが見えてきて、あぁ、このまま進んでいくとこの時間が終わってしまう、と寂しい思いを感じていました。

曲的には、一番ライブで盛り上がりたかった「おけまる」のコールができたのが良かったし、「ひとりじゃない!」の「フフー!」も楽しかった! あと、「みんなみんな!」は2番が大好きなので、生で聞けてちょっと泣きそうになりました。それと「Dear ALL FRIENDS!愛をこめて!」がまさかのタオル曲! まさか初めてタオルを回すのがアイカツフレンズのライブになるとは思っていませんでした。ただ、イマイチ勝手が分からず、隣の人にぶつけないかすごく気になって、無茶苦茶短く持って回していました……。

そして出演者の皆さん。松永あかねさん、二ノ宮ゆいさん、逢来りんさんの新人組は、4月のラゾーナ、5月の池袋と比べて明らかに歌もダンスも上達していて、この日までに積み上げてきた努力がしっかりとこちらにも伝わってきました。そして、オタクの扱いに慣れた木戸衣吹さんが場を盛り上げ、美山加恋さんが観客の子供たちをフォローし、田所あずささんと大橋彩香さんがしっかりとライブとしてのベースを作り、陶山恵実里さんと桑原由気さんが幅を広げるというチームワークの素晴らしさ! これが本当に本当に素敵で、BEST FRIENDS!ならではの最大の魅力だと改めて思いました。

 

 

で、「アイカツ!」コール(アイカツ系のアンコールは「アイカツ!」になるみたいですね)からの重大発表です。正直、打ち切りの噂は以前から聞いていましたが、そんな悲しいことで10日間も引っ張ることはないだろうと思っていて、オールスター系の劇場版ぐらいを予想していました。それがまさか、9月いっぱいで「アイカツフレンズ!」が終了するなんて!? ゲームの開発期間や各種調整を考えると、「かがやきのジュエル」編が始まった4月の時点ではもう決まっていたんでしょうね。どこかの時点で1年分のシリーズ構成を半年に凝縮する方針転換が行われたということなのでしょうか。
個人的には「かがやきのジュエル」編は1年目よりも面白かったし、これからわかばちゃんやアイビリーブにももっと活躍してほしかったので、寂しい気持ちが強いです。ただ、「アイカツオンパレード!」は最初の舞台がスターハーモニー学園であること、「アイカツフレンズ!」のキャラクターも出演すること、逢来りんさんが姫石らき役で主演されることで、ギリギリ継続している感もあり、そこが救いだと思いました。
実は初代「アイカツ!」もTOKYO MXの再放送で履修中だし、「アイカツスターズ!」も1年目の途中までは見ていたので、キャラや話に全くついていけない訳ではなく、もちろん楽しみな面もあります。

まだ正直、もやっと感は拭えませんが、まずは最後まで「アイカツフレンズ!」を楽しもうと思います。