私にとっての少女歌劇
舞台「アンチイズム」を観て以来、観劇欲が出てきた私は、伊波杏樹さんがメーテル役で出演する「銀河鉄道999」のチケットも予約したりしているのですが(笑)、それと共に、もう一つやったことがありました。それは、昔注目していた役者さんたちが今、どのような活躍をされているのかをググる、ということです。
昔の一時期、文字通りふっとアニメーションから全く興味を失っていた私は、舞台、特に10代あるいはそれ以下の役者さんが出演されるジュニア・ミュージカルにハマっていました。「アニー」は良く知られていると思いますが、それ以外にも素晴らしい作品が数多く上演されており、公演を観るために夜行バスや新幹線で週末によく東京に行ったものです。ちなみに、その中には今やミュージカルスターとして広く知られる存在になった山崎育三郎くんもいましたし(ゴメン、未だに育三郎くんはくん付けじゃないとしっくり来ないのです)、後に声優として活躍している方も沢山おられます。エウレカの名塚佳織さんやスタァライト九九組の富田麻帆さんなどは当時小中学生でしたが、その頃から素晴らしい演技をされていました。
そんな中、いくつもの舞台を見ていると、注目する役者さんというのが出てくるもので、今でも何人かの名前が記憶に残っています。そこで、その頃の記憶を頼りに、今も活躍されているなら舞台を観たいと思い、検索をしてみた、という訳です。
けれどもやはり、長年舞台に立ち続けるというのは難しいのでしょう。また、ご結婚、ご出産、子育てなどとの両立が大変だというのも想像に難くありません。
小山菜穂さんのBlogは2017年1月が最後の更新でしたし、近藤久美絵さんのお名前を見つけることもできませんでした。太田彩乃さんは今も舞台出演をされているようでしたが、何と公演が終わったばかり(泣)。その他、いろいろな方を検索し、懐かしい日々を思い出しました。
そこで一番衝撃を受けたのが、赤羽瀬里菜さんです。赤羽瀬里菜さんは富田麻帆さんがアニーを演じられた1997年のジュリー役、そして名塚佳織さんが出演されていた1998年のアルゴミュージカル フラワーでマリス役を演じられていて、どちらも印象に残る素敵な歌、ダンス、演技を見せてくれていたのですが、何と現在、芸人の松本キックさんとご結婚され、昨年、鬼嫁として深イイ話で取り上げられたというではありませんか!? この記事を最初に見つけたとき、そして当時の面影どころか、当時のまんまのお顔を拝見した時の衝撃は今年イチかも知れません。
さらにいろいろと検索結果を見ていくと、ご本人が書かれた以下の連載を見つけました。
https://michill.jp/writer/matsumotoserina
子育てに苦労しながらも、今も夢を持ち続けて頑張っている様子がうかがえて、でもやっぱり現実は大変なこともいろいろあるだろうなぁと思ったりして、何とも言葉に言い表せない、複雑な気持ちになりました。
できれば今も舞台に戻る日を待っています、とご本人に伝えたいですね。
あ、でも何か、子供がいながら未だにこんなオタ活している自分の姿は見られたくないかも。やっぱいいです(笑)。